カメラの基本

音楽会の望遠レンズはF4-5.6でも撮影できるか?「画質より記録が大切」

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子どもの音楽会があるけど、普通の望遠レンズでも撮影できるのかな??でも室内での撮影だから明るいレンズじゃなきゃ駄目なのかな?

音楽会の当日まで悩んでました。

最終的にはカメラ2台準備して別々の望遠レンズを装着して撮影してきました。悩んだときは両方試して比べないと、「あっちのレンズにしたら良かった…」って後から後悔するだけなので…

F2.8クラスの望遠レンズとF4-5.6クラスの望遠レンズで撮影した写真の比較してみた結果、音楽会の撮影はF4-5.6クラスの望遠レンズが最適なのではないかと判断しました。

必ずしもF2.8クラスの望遠レンズが最適ではない

音楽会の撮影には、明るい望遠レンズが最適なのは間違いないです。思いつくのが CANON EF70-200mm F2.8L IS II USM です。アマチュアにもギリギリですが手の届く範囲で最高の望遠レンズの一つです。

しかし音楽会では撮影する場所が限られているため、大きなホールだと焦点距離が足らなくて最終的にはトリミング拡大が必要になります。

明るいステージならF4-5.6 クラスの望遠レンズで十分

会場が暗くてもステージが照明で照らされていれば、ISOを高めに設定することで上げるで撮影可能です。決して暗くて写真が写らないなんてことはありません。

300mmクラスの望遠レンズは、5万円前後で発売されていて手が届きやすい交換レンズです。

70-300mmは売れ筋の望遠レンズなのでラインナップが豊富です。

絞り値が F4-5.6と明るいレンズではありませんが、音楽会の会場が明るいステージであれば、オートフォーカスもちゃんと効いてシャッターもきれます。

実際に撮影した写真の比較

明るいステージといっても屋外ではないのだから、写真がざらついて画質は悪いじゃないの?と当然思いますよね。

画質は人によってそれぞれ許容範囲がありますので写真を見てもらうしかないのかなと思っています。下記の組み合わせで撮影した写真になります。

  • フルサイズ + EF70-200mm F2.8L IS II USM
  • APS-C と EF70-300mm F4-5.6 IS II USM

撮影はマニュアル設定モードで行いました。シャッター速度 1/125固定、F値 最長値固定、ISOはAUTOです。ISO値はカメラが最適な値を決めてくれています。

ISO値が高くなると写真にざらつきが目立つようになりますので、F値が低いレンズのほうがISO値が低くなり画質も良くなります。

撮影時の設定

通常であればマニュアル撮影のときはISO値まで決めるのですが、今回は比較のためにISOオート設定して撮影しました。これから紹介する写真のような明るさで撮影するときは、ISO値はこのくらい必要だよという目安になるかと思います。

フルサイズとEF70-200mm F2.8L IS II USM 組合せ

広い会場でステージから座席の距離があり、焦点距離が200mmで撮影しましたが演奏者に寄り切れなかったのですが、全体的にビシッとした写真になっています。さすがはEF70-200mm F2.8L IS II USMかなと思いました。

F2.8の明るいレンズのためISO400くらいでの撮影も可能でした。

音楽会 F2.8望遠レンズで撮影

EF70-200mm F2.8L IS II USM (200mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO400)

こっちは照明が暗めだったのでISO1250になっています。

音楽会 F2.8望遠レンズで撮影

EF70-200mm F2.8L IS II USM (200mm, f/2.8, 1/125 sec, ISO1250)

APS-C とEF70-300mm F4-5.6 IS II USM 組合せ

APS-Cとテレ端300mmだと、フルサイズ換算で480mmあるのでファインダーのぞけばガッツリ表情まで捉えることができました。ISO4000にまで跳ね上がりましたが、まずまずの画質になってます。

音楽会 F5.6望遠レンズで撮影

EF70-300mm F4-5.6 IS II USM (300mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO4000)

焦点距離123mm、フルサイズ換算196mmなので、EF70-200mm F2.8L IS II USMの 200mmで撮影したときの画角になります。先に紹介した写真と見比べてみてください。

音楽会 F5.6望遠レンズで撮影

EF70-300mm F4-5.6 IS II USM (123mm, f/5, 1/125 sec, ISO2000)

EF70-200mm F2.8L IS II USM と比べるとモワッとした感じはありますが、思い出の写真としてなら合格点ではないでしょうか。

音楽会の写真は「思い出の記録」だから画質は粗くたっていい!

思い出の写真は画質より記録

音楽会の写真は何のために撮る予定ですか?

「家族の思い出を残すため」だと思います。5年後、10年後の将来、」とわき上がってくる写真が一番です。

その写真は作品のようにキレイである必要はないはずです。画質が多少粗くたって、会場の雰囲気、子どもの表情がよくわかる、その一瞬がギュッと詰まった写真の方が素敵ですし、価値があると思います。

そういった写真が撮りたいです。なんだか分かったような、偉そうなこと言ってますよね。でもピアノの音楽会に参加するようになって、3年かかって気が付いた正直な気持ちです。

音楽会でオススメの望遠レンズ

照明設備が整ったステージであれば、F2.8通しの望遠レンズでなくても十分です。200mmの焦点距離で足らないステージならなおさらです。

そこでオススメなのが、EF70-300mm F4-5.6 IS II USM です。5万円台で購入できるレンズでありながら、赤はちまきのLレンズに迫る描写性能と評価されているレンズです。

今回、音楽会で何枚か試し撮りしましたが、ステージが明るかったこともありましたが、オートフォーカスに悩むことなくスゥーとピントが合ってくれました。

APS-Cのカメラに装着すれば、最大480mmまで焦点距離が伸びるので、トリミング無しで演奏者の表情をがっちり捉えることができました。(写真はモザイクかけています)

音楽会 F5.6望遠レンズで撮影

EF70-300mm F4-5.6 IS II USM (300mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO2000)

EF70-300mm F4-5.6 IS II USM は、音楽会だけではなく運動会でも大活躍してくれます。子育て世帯なら持っておいて損はないレンズです。

運動会レンズとしてタムロンの低価格望遠レンズを推してますが、室内での撮影にはオートフォーカスが弱いため不向きです。

音楽会と運動会で使用を考えているなら、EF70-300mm F4-5.6 IS II USM で決まりです。

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