2017/03/05

初めてのNAS、SynologyとQNAPどっちが良いの?

前回の記事で、Lightroom環境改善のためにNASの購入を決めました。決めたは良いのですが、NASの購入は初めてです。知らないことが多すぎて、知名度の高い日本製のバッファローを勢いで買おうとしたのですが、そのメーカーは昔から良い思い出がありません。

5万円以上と大きな出費になるので納得したものを買いたいので、まずはネットでの情報調査から始めました。

調べ始めてすぐに分かったのが、現在はSynologyとQNAPという台湾メーカーの製品が人気のようでした。

Amazonや価格コムの口コミを調査

Amazonと価格コムの口コミ件数や評価を調べれば、今流行の傾向が把握できます。ネットは雑誌と違い変なバイアスもかかってないので、情報収集には最適です。便利な世の中ですね。

NASの市場は、バッファロー、Synology、QNAP、NETGEAR、ASUSTORで占められているようです。

昔はバッファロー製品をよく利用していたのですが、何度も痛い目に遭ってきて悪い印象しかありません。筐体の当たり外れの問題だと思うのですが、僕との相性が悪いみたいなので候補から外しました。

NETGEARは知人の話では、設定画面が癖があって独特なので、初めてのNASならお勧めしないとのアドバイスから、こちらも候補から外しました。

それで候補として残ったのは、SynologyとQNAPです。

Synologyの特徴

Ds216j

Synologyはシノロギーシノロジーと呼びます。日本での知名度がまだまだ低いメーカーです。今回の調査で初めて耳にしました。このメーカーは日本の市場を強く意識しているためか、製品サイトは、しっかりとした日本語で分かりやすく丁寧に対応しています。

Amazonや価格コムでの評価は高く信頼できるメーカーと感じました。もともとはソフトウェアの企業だったらしく、その強みを活かしたNASの設定画面の分かりやすさと操作性が秀逸だそうです。実際に試してみたかったのですが、写真だけでデモサイトはありませんでした。残念です。

他にはクラウド連携にも強いため、NASの中身をそのままDropbox、Amazon Cloud Drive、Google Driveにバックアップすることも可能なようです。次項で紹介するQNAPと比べるとソフトウェア周りの対応が速いと言えます。

QNAPの特徴

Ts231

QNAPはNAS専業としての老舗メーカーです。台湾大手の組み込みメーカーであるEIのグループ企業でもあり、自社工場を構えており安定した品質が強みの会社です。

昨年、2015年10月にはQNAP日本法人を設立しており、日本市場への本格参入しトップシェアの獲得へ力を注いでくると予想されます。製品紹介サイトは、一部(詳細仕様ページ)のページを残せば、こちらも分かりやすい日本語で製品が紹介されています。

これまでは設定画面の分かりやすさや操作性において、Synologyに水をあけられていたようなのですが、QTS4.2(NASに搭載するOS)リリースされ型を並べたそうです。QNAPサイトにデモページがあります。

Synology DS216j vs QNAP TS-231+

両機種の比較表を作成してみました。比較項目はすべてではなく、購入の際に重視したい項目になっています。

D216j TS-231+
CPU デュアルコア 1.0 GHz デュアルコア 1.4 GHz
メモリ 512 MB DDR3 1 GB DDR3
LANポート 1 2
ドライブベイ 2 2
USB 2 3
書込速度 107.76MB/s 204MB/s
読込速度 112.99MB/s 213MB/s
ノイズレベル 18.2 dB 16.8dB
消費電力
(スタンバイ/稼働中)
6.95 W / 14.85 W 9.03 W / 16.01 W
動作温度 5 – 40°C 0 – 40℃
相対湿度 5 – 95% 5 – 95%
クラウド対応 Amazon Cloud Drive
Google Drive
Microsoft OneDrive
Dropbox
Box
Amazon Cloud Drive
Google Drive
Microsoft OneDrive
Dropbox
Box
保証 2年保証 2年保証
価格(8/15時点) 21,699円 26,800円

CPU、メモリ、書込速度、読込速度で、QNAPのほうが価格以上に大きくリードしています。クラウド連携などソフト面では、やはりSynologyが強いです。

QNAP TS-231+の性能は飛び抜けている

NASを探し始めてすぐに僕の気持ちの中ではSynologyのDS216jで決まっていました。筐体のデザインも好みだし、Amazonでの口コミ件数、評価の高さ、発売日もQNAPと比べて半年以上新しいときたら悩むまでもない。そう思っていました。

しかし、比較表を作ってみるとQNAPのTS-231+のほうが価格は高いのですが、価格以上に性能が飛び抜けている、コストパフォーマンスの素晴らしさを知りました。車で例えると、ノア、セレナ、ステップワゴンに対してのエスティマにあたるのが、QNAPのTS-231+だと思います。はっきりいってワンランク上の製品だと思います。

クラウド連携については、Synologyと比べると遅れをとっていて悩む部分はあるのですが、QNAPもβ版ですが存在しており、今後正式に対応予定です。最悪の場合、余っている外付けHDDでバックアップでしのげるので目をつむります。

過去の経験から、Amazonや価格コムの評判どおりに買っておけば、まず失敗することはなかったです。しかし、物足りないと感じることもありました。今回はあえて、口コミに逆らうというか、ちょっとだけ冒険してQNAPの製品に決めようと思います。

QNAPのデモサイトで実際に使ってみて使い心地も良かったのも決め手の一つです。操作性はSynologyに分があるとの話でしたが、初めてNASを触った感想としては、使いづらさは一切無く後悔することはないと判断しました。

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ちなみにHDDですがWDのRED 4TBに決めました。「バックアップの信頼性向上」もNAS購入の目的の一つなので一択でした。

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写真のバックアップを検討されているなら、ぜひ下記もご覧ください。

おしまい。