RAWファイルでも撮影するべきか?RAWの特徴を再確認してみた

カメラを初めて5年が経過しましたが、デジタル一眼レフの写真データの記録形式を決め切れていません。JPEGだけだったりRAWだけだったり、JPEGとRAWの両方で残したりと…ふらふらしています。

決めきれないのは「RAW」の特徴を理解できていないからだと思いました。

そこでRAWファイルの特徴を再確認した上で、今後のデジタル一眼レフでの記録形式を決めたいと思います。

ホワイトバランスの変更が可能(メリット)

RAWファイルなら写真を撮影した際に、ホワイトバランスの設定を間違っていても後からでも自由に変更できます。

たとえば前日に夕日を撮影するためにホワイトバランスを「曇り」に設定していて、そのまま変更せずに翌日撮影してしまうことってありませんか?

子どもの面白い行動やとびきりの笑顔のシャッターチャンスを逃がすまいと慌てているときによくやってしまいます。

JPEGファイルだと現像でなんとか修正しようにもなかなかホワイトバランスが再現できなくて「あぁRAWで撮っておけば…」って後悔するんですよね。

RAWファイルなら撮影時にホワイトバランスは無視しても良い?

RAWファイルで撮影した場合、現像のときに無劣化でホワイトバランスの変更ができます。つまり撮影の際にホワイトバランスを考慮しなくても全く問題ありません。

しかし現地でホワイトバランスをどうしようか?と考えながら撮影するのがカメラの面白さですので完全に無視してしまうのはどうなのかなと思っています。

撮影後に細かな設定変更が可能(メリット)

RAWファイルはカメラに取り込んだ光の情報をそのままの状態で保存したデータです。一方でJPEGファイルはRAWデータを元に色を調整して圧縮したデータになります。

よくある例え話ですが、RAWは食材、JPEGは料理です。

料理は調理済みなので、腕の良いシェフだとしても大きな味の変更は難しいです。一方で食材であれば料理の変更が可能です。じゃがいもならカレーにもなるし、シチューにもなります。

でもジャガイモがステーキに変わることはないので変更にも限度があります。

撮影の作り込みに自信がないときはRAWで記録しておけば、万能ではありませんが現像処理でリカバリーは可能になります。

番外編:RAWファイルの現像に関連する2つの疑問

写真の現像の話がでましたので、RAWファイルと現像のよくある疑問について取り上げてみます。

1.RAWで撮ればメーカーに関係なく色味は同じなのか?(疑問)

結論を言うと、RAWファイルであってもメーカーごとに色味は違います。

そもそもRAWファイルは各社独自の形式です。共通規格ではありません。またカメラのエンジンであるイメージセンサーによっても違いが出ますし、装着しているレンズによっても違いがでます。

2.メーカーの発色の違いって?(疑問)

キヤノンは肌色がキレイと言われています。これはRAWデータからJPEGファイルを作り込むときの味付けになります。

最終的な写真の特徴は現像ソフトによって発色の違いが現れます。たとえばキヤノンであれば、DPPとLirghtroomの標準設定で現像した結果は変わってきます。

左側の写真がDPPで現像、右側の「POPOLOG」のウォーターマークが入っている写真がLightroomで現像した写真です。Lightroomのほうが少し暗い感じがします。

RAWはファイルサイズが大きい(デメリット)

RAWファイルはカメラに取り込んだ光の情報をそのままの状態で保存したデータのため、JPEGファイルに比べてファイルサイズが大きいです。

下図はEOS5DM4のファイルサイズ表になります。

RAWとJPEGのファイルサイズ比較

ご覧のとおり最大画質のJPEGデータの8.8MBに対して、同画素数のRAWデータでは36.8MBにもなります。およそ4倍です。

RAWファイルのデータサイズは大きいので、撮影したファイルを保存しておくためにはパソコンのHDD容量もそれなりに準備しておく必要があります。またファイルサイズが大きいため、ストレージをSSDにするなどの現像環境に工夫が必要です。

わが家の場合、LightroomとNASの組み合わせで写真管理しています。そのためノートPCですがネットワーク接続は有線接続にしてデータ転送速度の維持に心がけています。

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現像作業にマシンパワーが必要(デメリット)

RAWファイルの現像にはマシンパワーが必要です。現像に使うパソコンはエントリーモデルでは力不足でMacならレインボーカーソル、Windowsなら砂時計が頻発してしまいストレスで現像作業の妨げになります。

最近ではRAW現像専用PCといったゲーミングノートばりのスペックを持ったパソコンが販売されているくらいです。CP+2018では、マウスコンピュータがRAW現像専用PCを発表されてました。

現在、MacBookProを使って現像していますがレインボーカーソルが気になってしまうときもあります。パソコンを外出先で使う予定がないなら間違いなくデスクトップ型のパソコンの購入をオススメします。

現像作業を楽しみたい方は、カメラと同じくらいパソコン選びも気合いを入れる必要があります。

MacProの購入を考えたことがありますが、RAW現像専用PCはWindowsではありますが、予算を7割くらいに抑えることができるため、現像専用にWindows機を準備しようか悩んでいます。なんでMacは高いのでしょうかね。

RAWファイルの特徴を再確認して感じたこと

ホワイトバランスの調整は捨てられない

RAWファイルの特徴を再確認して、RAWファイルも可能な限り残しておきたいと強く感じました。カメラの腕がいまいちなうちは、撮影後に細かな調整ができるRAWファイルを残しておけば、撮影時の判断ミスを取り戻せるからです。

ホワイトバランスを後から悔やむことが多いので、それだけでもRAWファイルは魅力的です。

現像環境を考えると全枚数の現像作業はしんどい

わが家の現像環境に注目すると、写真データの保存にはNASを使用しているため、HDDは十分な容量は確保できています。一方で現像に使っているマシンパワーが少し物足りない状態です。

撮って出しの写真はキヤノンの色味が好き

DPPとLightroomで標準のママ現像した比較写真を紹介しましたが、DPPの色味が好みです。

DPPの標準現像はデジタル一眼レフの撮って出し写真と同じモノになります。たとえば家族写真など記録的な写真は現像の際に調整することは少ないのでJPEG撮って出しで十分と考えています。

結論は「基本はJPEG、失敗したときの保険にRAWが理想」

RAWファイルの特徴を振り返ってみてたどり着いた結論は、JPEG+RAWでの撮影が自分の写真スタイルに合っていると思いました。

RAWファイルの容量は大きいですが、4TBのNASの空き容量も十分なので現状は問題ありません。

基本はJPEGファイルで微調整を加えつつ限界を感じたときだけRAWファイルで現像作業というスタイルで、今後は運用していきます。

欲を言えばRAW現像専用PCが欲しいですね。

おしまい。

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