GITZO GT2545T+雲台GH1382QDキット 購入レビュー

かねてから検討を進めていた、GITZOのトラベラー三脚 GT2545T+雲台GH1382QDキットを購入しました。

カメラアクセサリーに10万円超え…。APS-Cの中級機を買えるくらいの価格でございます。ハッキリ言って信じられない金額です。頭がくらくらしています。

でも後悔はありません。それどころか「買って良かった!!」と思っています。そうじゃないと散財が報われない…なんてね。

三脚選びの記事でもお話ししましたが、GITZOは三脚の分野では飛び抜けた存在です。一眼の世界では、いつかはフルサイズ!という言葉がありますが、三脚の世界では、いつかはGITZOなのです。

購入して間もないですが、使用感を簡単にレビューさせていただきました。

GT2545T+雲台GH1382QD の特徴を披露

まず最初はお決まりの開封の儀。

この箱見て下さいよ。It’s GITZO.

Gitzo 開封の議

(30mm, f/9, 1/8 sec, ISO100)

見たまんまなのですがシンプルな箱です。シンプルすぎて存在感のなく、この写真を撮るために箱を探しました。目の前にあったんですけどね。

三脚は気配を消してこそだと思っているので主張しすぎず控えめが一番です。

肝心の三脚は早く!箱だけでどこまで語るんだよ!って言われそうなので一気に進めますね。

これが噂のGロック。

Gitzo Gロック

美しすぎるのカーボンの模様。

Gitzo カーボンの模様

三脚は二段階で開閉します。仕組みもシンプルで扱いやすいです。

Gitzo 二段階の開閉角度
Gitzo 二段階の開閉角度

滑らかに動く自由雲台。

Gitzo 自由雲台はなめらかに動作

世界初の180度折りたたみ機構。この方式はさまざまなメーカーに真似されました。GITZOがトラベラー三脚の元祖です。

Gitzo トラベラー三脚特有の180度折りたたみ機構

高いけど思い切って購入して良かったこと

背伸びして足がつりそうになりながらも、GITZOの三脚を購入して良かった点を紹介します。

とにかく軽くてコンパクト

「家族旅行にも無理なく持ち運べる三脚が欲しい!」という理由から、三脚の買い足しを決めたので軽くてコンパクトは重要なポイントでした。

格納高が雲台込みで44.5cm、重量が1840gというのは驚異的です。しかも耐荷重が12kgもあるので、フルサイズ(フルフレーム)一眼カメラ+中望遠レンズでも安心して撮影ができます。

愛用しているPeak Desginの EVERYDAY BACKPACK(エブリデイ バックパック)20Lにも楽々セットできます。

Gitzo と PeakDesgin BackPack 20L

Fedexの国際宅配便 Peak Design 本家サイトから海外通販で購入、1万円以上安く買えた話

所持していたManfrotto 190 では、はみ出しすぎて周り人に迷惑をかける恐れがあったので手持ち移動でした。子どもがいるので片手がふさがってしまうのは不便ですし危険だったので、その問題が解消されました。ちなみにManfrotto190とGITZO GT2545Tを並べた写真がこちらです。

Gitzo と Manfrotto 190

「コンパクト」を実現しているのが、GITZOが開発した180度折りたたみ機構です。三脚の脚を反対方向に曲げて収納する仕組みです。三脚の脚の中に雲台が埋まる形になるので、雲台の高さが実質ゼロにしています。

この180度折りたたみ機構はさまざまなメーカーから真似されました。真似られるということは、最大級の賞賛だと思います。

この仕組みは他のメーカーで採用されていますが、三脚の品質や安定性は追いつけていません。

真似だけでは越えられない品質と安定性がGITZOにはあります。三脚の価格設定からも製品に対する自信が伝わってきます。

Gロックの使いやすさ抜群

正直な話、購入する前はGロックの操作性が気になっていました。Gロックとはナット式でナットを締め付けて三脚を固定します。段数が多くなるほどナットを締めたり緩めたりするのが邪魔くさいし時間が掛かりそうだなと心配でしたが、いざ使ってみると、さずがGITZOです。Gロックの操作性もなかなかのものでした。

Gitzo Gロックの仕組み

  • ナットをぐるぐる回す必要は無い。90度くらいで脚を動かせる
  • ナットはキレイに並んでいるので複数段同時に緩めることができる

ナット式に比べて開いたり閉じたりするのには時間は掛かりますが気になるような差ではありませんでした。Gロックでも10秒から15秒くらいあれば楽勝で三脚をセットできます。

GロックはデジカメWatchに下記のように紹介されていました。

脚の固定方法として新開発の「Gロック」を採用した。独自のコーン状傾斜面により、固定力に重力を加えるようにしたロックシステムで、上方からの負荷が増えるほど固定力が増す。

参考 ボーゲンイメージング、Gitzoの三脚を一新デジカメWatch

自由雲台の動きが滑らか

GITZOの自由雲台、見た目も最高でしょ!無駄がなくシンプルなデザインです。

Gitzo 自由雲台はなめらかに動作

デザインだけでなく使い方もシンプルで、カメラ側底面のプレートを万力のように挟んで固定するクランプ式です。自分の力で締め付けるタイプはガタツキがないので、ワンタッチで設置できるクイックシュータイプよりも安心感があって僕は好きです。

Gitzo クランプ式 雲台

Manfrottoの自由雲台MHXPRO-BHQ2も持っていますが、GITZOの自由雲台GH1382QDのほうがボールの動きがなめらかです。

この違いをメーカーに確認したところ、GITZOのボール表面には2硫化タングステンがコーティングされているため、引っかかりが抑えられた動きになるそうです。「すぅー」とした感じで操作性が気持ちが良いです。

Gitzo WSコーティングでなめらかな操作感

GITZO GK2545T-82QD のいまいちポイント

ここまで良いことばかりを紹介しましたが、いまいちポイントはあります。

唯一の残念ポイントPeak Design のアンカーマウントとの相性

カメラストラップにPeak Design(ピークデザイン)のクラッチを使っています。

PeakDesignのクランチ

このクラッチという製品は、カメラ底面のネジ穴に装着した専用のプレートにアンカーを取り付ける構造になっています。下の写真は、Peak DesignのDual Plate(デュアルプレート)という製品で、マンフロットのRC2とアルカスイスに対応したプレートです。

PeakDesign dual plate

このDual Plateは、Gitzoのの自由雲台GH1382QDと少し相性が悪く一部で部品が干渉してしまい、プレート側に傷がついてしまいます。傷の付いたプレートを無くしてしまい写真がないのですが見つかり次第、アップしますね。

プレートに傷が付くだけなので雲台の重要な要素であるカメラを固定するという機能には全く影響はないです。この問題はどちらかというとGITZOではなくPeak Design側ですね。

ハンドストラップの使い心地 デジタル一眼のストラップをハンドストラップに変えた理由と使い心地

価格が高すぎる

GITZOの最大の欠点は価格でしょうか。他のメーカーの三脚と比べて価格が飛び抜けてます。

しかし価格が高くても売れるのがGITZOです。

今回購入したのは、軽くてコンパクトにもかかわらず、中望遠レンズを支えられる耐荷重の性能です。以前、主要メーカーの三脚を比較したのですが全方位的に高レベルだったのがGITZOでした。

今回、購入したのはそれだけでなく「憧れ」の部分も正直あったかとは思いますが、満足のいく買い物だと胸を張れます。

トラベラー三脚を初めて使うときの注意点

180度開閉するトラベラー三脚は、脚を閉じるときにひとつだけ注意すべきことがあります。

慣れるまでの間、雲台と脚の間に手の指が挟まってしまうことです。

Gitzo 指が挟まる危険

購入してからしばらくは何回も挟んでしまい泣きそうになりました。いや、泣きました…

GITZOのトラベラー三脚がおすすめな人

GITZOを購入してからは、三脚を使う予定がなくても気軽に持ち出すようになりました。リュックに取り付けているので両手が空いてるので子どもと手を繋げますし、家族からの反感がなくなりました。

家族旅行に限った場面だけでなく下記の三項目に当てはまる人は、GITZOのトラベラー三脚がおすすめです。

  • とにかく軽い三脚が欲しい
  • 三脚をリュックで運びたい(手ぶらで歩きたい)
  • 中望遠クラスを三脚で使いたい

後悔して分かった三脚の選び方については下記の記事で紹介していますので、合わせてどうぞ。

後悔して分かった「デジタル一眼の三脚の選び方」

ではでは。

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