家族旅行でも負担にならない三脚が欲しい

今持っているManfrotto 190 アルミニウム三段は、家族旅行に携行するには負担に感じています。

どっしりとした三脚で安定性には満足しているのですが、気軽に持ち運べるかというとそうではないのです。とくに家族旅行での持ち運びには苦労しています。

家族旅行でも使える三脚を本気で探し始めました。

家族旅行にも大活躍してくれて、これから10年くらい買い替えが必要無いと胸を張れるトラベラー三脚を探したいです。

Manfrotto を買った理由

Manfrottoの三脚を買った理由は、正直な話をすると見た目です。

「マンフロット」という名前のひびきも良いし、それと同じくらいデザインもおしゃれで、これぞイタリアってところに惚れました。はっきりいって単なるミーハーですね。

価格は決して安くはありませんが三脚は価格相応にしっかりしています。またカメラブログで紹介記事が多いだけでなく、皆さんの満足度の高さも購入の決め手になりました。

それで実際に使ってみて安定感もありますし、何よりもエレベータ部分のギミックが最高です。エレベータ部分が水平にセットできるので低い位置から花のマクロ撮影ができます。

(100mm, f/11, 1/50 sec, ISO6400)

マンフロットのエレベータ部分の使い方は下記のブログに写真付きで詳しく解説されています。とても参考になります。

参考 マンフロット055プロアルミ三脚(MT055XPRO3)使用半年レビューCAMERA AMA

家族旅行に持ち歩くには負担だった

Manfrotto 190は三脚としての性能は大満足でしたが、わが家には家族と一緒に行動するには大きく重すぎました。

お気に入りのPeak Dsign のリュック(バックパック)に、紐で取り付けることも考えましたが、三脚の格納高が60cm超えており不安定です。他の歩行者からしたら凶器にしか思えないので断念しました。

じゃぁ、手で持ち運ぶしか手段はないのですが家族旅行で片手が完全にふさがるのは小さな子供がいるので無理なのです。

後悔して分かった「デジタル一眼の三脚の選び方」

家族旅行で使いたい三脚は?

かさばらないコンパクトな三脚

今回の三脚選びで一番の重要なポイントは「コンパクトさ」です。

家族旅行では子どもとしっかり手をつないで歩きたいです。そうすると荷物は手に持たない「手ぶら」が理想です。手をつないでくれるなんて小さいときだけですから大事にしたいです。

そうなるとリュック(バックパック)にくくりつけても、はみ出しが少ない高さの三脚が必要です。

リュックから三脚がみ出てしまうと、通行の際にすれ違う人に三脚がぶつかってしまうといった迷惑をかけてしまう可能性があります。そうならないためにも三脚は出来るだけコンパクトである必要があります。

格納高は50cm以内が目標です。

とにかく軽い三脚

今使っている三脚は、Manfrotto 190 アルミニウム三段で重量は2000gです。雲台と合わせた重量は2500gにもなります。パッと持った感じは重く感じないのですが、歩いているとジワジワと腕に疲れがたまってきます。

Manfrotto 190 はアルミニウム以外にもカーボンも選べます。カーボンの3段なら400gも 軽くなります。はじめて三脚を購入したときは400gに倍の値段は払えない…とアルミニウムの購入に踏み切りました。

でも、三脚を持ち運んでいると疲労感はもちろん、体中に後悔の念がたまっていきました。気が付けば重いからという理由で自宅に置きっぱなしです。

「風に強いアルミニウムが欲しい!」という断固たる決意が持てないのなら妥協してはいけません。カーボンを選びましょう。

重量は雲台と合わせて2000g以内が目標です。

されども安定した三脚

コンパクトで軽い三脚が欲しいのですが、ただ軽くて小さければ良いというモノではありません。やはり安定感も重要です。

三脚の安定感は脚の太さに関係します。太くなるほど安定感が増して重い機材にも対応出来ます。超望遠レンズとは言いませんが、200mm程度の中望遠レンズくらいは装着したいです。26mm〜30mmくらいは必要でしょうか。

EOS 5D Mark IV と EF70-200mm F2.8L IS II USM の組み合わせで、890g + 1490g で、2380gです。雲台を多く見積もって800gとして計算すると、最低耐荷重は3180gです。

一般的にはメーカー発表の耐荷重の2倍あると安定するという定説に従うと、耐荷重は多めにとって7kgくらい欲しいですね。

ちなみに「三脚の目安は耐荷重の2倍」という定説は、Manfrottoのサポートは首をかしげていました。認めてしまうと耐荷重って何?って議論になりかねないので、この回答は仕方ないですね。

安定性の基準としては、パイプ径が26mm以上、耐荷重が7kg以上が目標となります。

購入候補の三脚

ここまでに話してきた新しい三脚に求める基準をまとめると下記になります。

  • 格納高は50cm以内
  • 重量は雲台と合わせて2000g以内
  • パイプ径が26mm以
  • 耐荷重が7kg以上

主要メーカーの製品から、今回が挙げた基準に近い三脚を探しました。

「新しい三脚」として迎え入れる候補は、これから紹介する4メーカーの三脚です。

Manfrotto(マンフロット)

イタリアの三脚メーカーです。イギリスのVitecグループの傘下にあります。

決して安くはないのですが高すぎることもない価格帯、イタリアだけあってオシャレなデザインに仕上がっています。初心者から上級者まで幅広い層にファンの多いメーカーです。

最初に紹介しましたが、今使っている三脚がマンフロットです。

Manftottoの公式サイトには、同じくVitecグループの傘下にあるGitzo(ジッツオ)、Lowepro(ロープロ)の製品も取り扱っています。

参考 マンフロット(Manfrotto)公式サイトManfrotto

befreeアドバンス アルミニウムT三脚キット

マンフロットの製品で候補にあがっているのが、雲台とセットになっているトラベラー三脚の「befreeアドバンス アルミニウムT三脚キット」(SKU MKBFRTA4BK-BH)です。

素材はカーボン希望なのですが、記事公開時点では販売されていません。

三脚の購入基準と比較した表です。

※横スクロールできます。

項目 評価
格納高 40cm
全伸高(センターポール無) 127cm
重量 1490g
パイプ径 22.5mm
耐荷重 7kg
素材 アルミニウム
段数 4
価格 29,704円(2018/08/08 公式サイト価格)

パイプ径が細いこと、素材がアルミニウムとなっていますが、耐荷重と重量は購入基準を超えており、お手頃価格ということもあって有力候補の一つになります。

GITZO(ジッツオ)

GITZOは、マンフロットの公式サイトを見ているときに知りました。

三脚の脚を180度曲げて収納することでコンパクトさを実現したトラベラー三脚の先駆けとなったメーカーです。またGITZOにはカーボンの三脚しかありません。それは剛性と軽量性を最大限を追い求めた結果とのことです。

三脚と言えばGITZOといって過言ではないくらい素晴らしいメーカーのようです。

GITZOには大きく分けて三種類の三脚が販売されています。

  • コンパクト重視のトラベラー
  • バランス重視のマウンテニア
  • 性能重視のシステマティック

今回、目星を付けているのがコンパクト重視の「トラベラー」です。

GIZTO トラベラー三脚GT2545T+雲台GH1382QDキット

GITZOで狙っているのが、マンフロットと同様に雲台とセットになっているトラベラー三脚の「トラベラー三脚GT2545T+雲台GH1382QDキット」です。

GITZOが凄いと思うのが、他のメーカーと比べるとすぐに分かるのですが、三脚の脚の太さに対しての耐荷重が素晴らしいのです。コンパクト重視の三脚でありながらも耐荷重が12kgって凄すぎます。

三脚の購入基準と比較した表がこちら。

※横スクロールできます。

項目 評価
格納高 44.5cm
全伸高(センターポール無) 142cm
重量 1840g
パイプ径 32.9mm
耐荷重 12kg
素材 カーボン
段数 4
価格 154,224円(2018/08/08 公式サイト価格) ×

価格以外は文句の付けようがありません。性能面は今回比べる三脚のなかでは頭一つ抜けている感じです。でも価格がねぇ…

SLIK(スリック)

国産の三脚メーカーです。質実剛健な正統派の印象があります。

スリックのスタンドポッドには大変お世話になっています。保育園のお遊戯会では三脚が制限されるので、場所を取らないスタンドポッドはお遊戯会から運動会でも大活躍でした。

そんなスリックでオススメのトラベラー三脚は…

カーボンマスター 824 PRO N

マンフロットやGITZOと比べると、耐荷重が5kgになっており数値だけみると心配になりますが重量が2300gとあります。スリックの質実剛健さの現れです。重量の分、風の横揺れには強くなります。

※横スクロールできます。

項目 評価
格納高 59.0cm ×
全伸高(センターポール無) 144cm
重量 2300g
パイプ径 28.0mm
耐荷重 5kg
素材 カーボン
段数 4
価格 102,000円(2018/08/08 公式サイト価格)

 

Velbon(ベルボン)

国産の三脚メーカーです。スリックと並んで国内では人気です。

お遊戯会用に購入した初めての一脚がベルボンでした。ベルボンの人気シリーズである「ULTRA STICK SUPER 8」を購入しました。きゃしゃな一脚なのですが、軽量かつコンパクトで携帯性が最高です。

そんなベルボンでオススメのトラベラー三脚はこちら!

UTC-63

ベルボンは他のメーカーと異なり、耐荷重が表記されていません。その代わりに推奨積載重量という項目になっていて、UTC-63では4kgと明記されています。使用を想定しているレンズとカメラの重量が3180g(3.2kg)ですので基準内に収まります。

実際に使用されている方のレビューでも安定性には問題がないそうです。

参考 新しい三脚のベルボンUTC-63を購入した30代の人生まだまだこれからだ

ミドルクラス以上の一眼を使っている人にもオススメできるという記事もありました。

参考 荻窪圭の三脚レビューベルボン・カーボン三脚 UTC-63スタジオグラフィックス

軽量コンパクトかつパイプ径も30mm超えで安定性もあってスペックは申し分ない。なおかつ価格も安いです。

※横スクロールできます。

項目 評価
格納高 36.0cm
全伸高(センターポール無) 136cm
重量 1520g
パイプ径 30.0mm
推奨積載重量 4kg
素材 カーボン
段数 5
価格 66,000円(2018/08/08 公式サイト価格)

三脚主要メーカーのトラベラー三脚の比較

ここまでメーカー別に紹介してきた図を比較用に一つの表にまとめたものがこちらです。

※横スクロールできます。

製品 befreeアドバンス GT2545T+GH1382QDキット 824 PRO N UTC-63
メーカー Manfrotto GITZO SLIK Velbon
格納高 40cm 44.5cm 59.0cm 36.0cm
全伸高 127cm 142cm 144cm 136cm
重量 1490g 1840g 2300g 1520g
パイプ径 22.5mm 32.9mm 28.0mm 30.0mm
耐荷重 7kg 12kg 5kg 4kg※推奨積載
素材 アルミニウム カーボン カーボン カーボン
段数 4 4 4 5
価格 29,704円 154,224円 102,000円 66,000円

表の値を見る限りではVelbonのUTC-63が頭一つ抜けています。推奨積載重量という部分がきになりますが、最強のトラベラー三脚に一番近い存在であるといえます。

一方でGITZOの耐荷重12kgという数値にも驚きです。三脚と言えばGITZOと呼ばれる所以なのでしょう。三脚の沼にはまってしまうと、デジタル一眼でいうフルサイズクラスと同じで、最終的にはGITZOに行き着くのでしょうか。

UTC-63 or GT2545T で悩む

正直、VelbonのUTC-63 と GITZOのGT2545T で悩んでいます。

普通に考えれば、表をご覧の通りでVelbonのUTC-63が頭一つ抜け出しており決まりなのですが、気になるポイントが2つあるのですよ。

一つは「雲台の規格がアルカスミス対応ではない」ということです。PeakDesignのキャプチャーが付かなくなるのは痛いです。現状のカメラライフにキャプチャー無しは考えられません。

二つ目が「脚の伸縮(伸張)方法が特殊」なんです。ウルトラシリーズの一脚と同じ伸縮(伸張)方法になっているのですが実は苦手なんです。それで重さには目をつむってマンフロットの一脚をメインで使っています。

「大きさと重さ」を嫌って新しい三脚を購入している僕が「重さ」には目をつむるくらいなのです。慣れれば使いやすくなるのだろうとは思いますが、最後まで慣れられませんでした。

伸縮(伸張)方法がウルトラシリーズと異なっていれば、この記事を書き終わった時点でポチっているところなのですが、そうは問屋が卸さない状態です。

そうはいっても、GITZOの価格も高すぎで悩んでいます。15万円ってミドルクラスの一眼が買える値段ですよ。三脚はカメラのアクセサリー的存在なのに、あの価格…踏み切るには気合いと根性と勇気とお金が…

さてさてどうしたものか…もう暫く悩んでみます。

ではでは。

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